2010年11月12日

「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)

 準備が済んだら、いよいよゲーム開始です。
 ゲームは各プレイヤーが順番に1回ずつアクションを行うことで進行していきます。手番がまわってきたら、「村を訪れる」、「ダンジョンに入る」、「休息する」のいずれか1つを選択し実行します。

A.村を訪れる
 村では、買い物をしたり、経験点があれば英雄をレベルアップさせることができます。
 下記の手順を順番に解決していきます。
「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)

①手札を公開します。

②公開したカードの「村効果(村:○○の記述があるもの)」をどれでも好きな順番で使うことができます。
 このとき「破棄」されるカードがあれば破棄します。
(※捨て札と破棄は意味が異なるので注意してください。破棄されたカードはそのゲームで使用することができなくなります。)

③公開した中で場に残っているすべてのカードの「金貨値」を合計します。
 このとき②で生み出した金貨があれば加えます。

④購入コストが「金貨値」以下のカードを1枚だけ獲得できます。
 基本カード、村カード、英雄カードのうち任意の山の一番上のカードを獲得します。
 獲得したカードは手札ではなく捨て札の山へ置かれます。(これは購入に限らず、カード獲得についての基本原則となります)
 未使用の金貨値は失われます。

⑤経験点を消費することで英雄カードをレベルアップすることができます。
 十分な経験点があれば、手札にある複数の英雄をレベルアップしてもかまいませんが、「新たに獲得したカードは捨て札に加わる」というルールのため、一度に2段階のレベルアップはできないことに注意しましょう。

⑥手札すべてを捨て札として手番を終えます。新たに手札を6枚引いてください。

B.ダンジョンに入る
 ダンジョンではモンスターと戦います。勝利点は主にモンスターを倒すことでカードとして獲得するため、勝利のためには必ず訪れることになります。
 下記の手順を順番に解決していきます。

①手札を公開します。

②公開したカードの「ダンジョン効果(ダンジョン:○○の記述があるもの)」をどれでも好きな順番で使うことができます。
 「病気」などのようにカードに強制の効果がないかぎり、すべての呪文や効果を使う必要はありません。
 体力の条件を満たしているかぎり、英雄1枚につき武器1枚を装備させることができます。
「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)
「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)

③どのランク(階層)のモンスターと戦うか宣言します。
「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)

④戦闘を解決します。
 1)合計攻撃値を計算します。明かりペナルティも考慮に入れます。
 2)「戦闘効果(戦闘:○○の記述があるもの)」を適用します。
 3)最終的な攻撃値がモンスターのヘルス以上であれば敵を倒せます。
  そのモンスターと病気カードを捨て札に置きます
  モンスターが倒されなければ、ダンジョンデックの一番下に入れます。
 4)もしあれば「戦利品」を受け取ります。
 5)戦闘効果により破棄されるカードがあれば、ここで破棄します
  (※つまり、破棄されることが決まったカードも戦闘終了までは効果を発揮することができます。)
 6)モンスターカードを降り順(3→2→1)にずらして空いたランクを埋め、ダンジョンホールの3ランクを補充します。
「サンダーストーン 完全日本語版」プレイレポート(その2)
 7)「ブリーチ効果(ブリーチ:○○の記述があるもの)」を持つモンスターが1ランクへ進んだ場合、効果を適用します。

⑤手札すべてを捨て札として手番を終えます。新たに手札を6枚引いてください。

C.休息する
 「病気」などの不要なカードを手っ取り早く破棄するためには休息をするしかありません。

①手札からカード1枚を破棄することができます。

②手札すべてを捨て札として手番を終えます。新たに手札を6枚引いてください。

 こうして羅列すると複雑そうに見えますが、実際に手番で行うのは、「アクションの選択」と「選んだアクションを順番に解決」するだけです。


 実際のプレイですが、私も含め3人全員初めてということで「最初のゲーム」で指定されているカードでプレイを行いました。
 ゲームを開始して、序盤は当然ながらデックが貧弱なので各自村を訪れ買い物ばかり(笑)
 しかも、よりにもよってダンジョンホールに並んだのがヘルスの大きいモンスターがそろい踏み。なかなかダンジョンに挑めません。
 それを受けて、他2名はデック強化を主体に進めていたため、私は逆に可能な限りダンジョンに挑む方向で攻めてみました。
 結果、私=20点、A氏=12点、B氏=9点ということで、私の勝利!
 やはりというか、ほぼモンスターを倒すことでしか勝利点を稼げないので、デック強化にばかり気を取られると勝利を逃してしまうようです。しかし、ダンジョンに挑むばかりでも「病気」カードが貯まってしまうため、いずれ休憩が必要になってきます。そのあたりの見極めがゲームのキモになりそうですね。

 ルールブックを読んだのが私1人で説明しながらのプレイだったのですが、流れが分かれば難しいゲームではないので、中盤以降は特に説明も必要なく、さくさくと進みました。
 プレイしてみて気をつけたほうがよいと感じた点は、アクションをきちんと順番どおりに解決すること、戦闘時のカード破棄のタイミングが戦闘終了後であること、くらいでしょうか。


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この記事へのコメント
 ルーンクエストのルール、忘れた部分があるので、教えてください。

 司祭が神聖呪文を覚える時の特典は、なんだったっけ?

 2回攻撃のとき、同じ相手でも、間に3SR、使うんだっけ?

 回避スキルに、運動ボーナスは、ついてたっけ?基本は(敏捷-防具の防御値)*5だったと思うけど・・・

 ダメージボーナスは、筋力と体格に依存してたけど、合計値が一定以上で、追加がD4だったり、D6だったりするんだよね?
Posted by レッド at 2010年11月12日 22:33
覚えている範囲で順番回答しますね。

「再使用可」の呪文を神殿で祈ることで再使用できるようになります。

Yes。3SR+行動に必要なSRだったかと思います。

ボーナスはつきますが、能力値から得られるのは数%ほどだと記憶しています。

Yes。

 間違っていましたら申し訳ありませんがご指摘ください。
Posted by ENISIENISI at 2010年11月14日 16:14
 ありがとうございます。
 掲示板の方も、指摘や修正をお願いしますね。
Posted by レッド at 2010年11月14日 22:13
 
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