2010年10月31日
「ディセント」リプレイ(その2)
第1話 闇の中へ
『英雄たちは、街の酒場で謎の老人からナルサクという巨人が住む洞窟の地図を受け取った。巨人を倒せば大層な富を獲得できるらしいのだが・・・』
ディセントでは、プレイヤー側とマスターが交互に手番を繰り返します。各プレイヤーの手番は次の3つのステップからなっています。
1.回復ステップ
シールド類など、カードの中には一度使用すると「消耗」するものがありますが、このステップでそれらが回復します。
2.装備ステップ
手番中にどのアイテムを使用するために装備するのかを決めます。
3.アクションステップ
「走る(移動2回分)」、「戦う(攻撃2回)」、「進む(移動1回+攻撃1回)」、「構える(命令トークン1個+移動or攻撃)」の4つのアクションから手番ごとに1つを選択します。命令トークンは、さらに照準・回避・援護・休息の4つの補助行動から選びます。
マスター:それでは皆さんのターンです。順番は自由なので、相談して行動を決めてください。最初のターンなので回復と装備ステップは省略。
トレンロー:じゃあ自分から、「進む」で扉まで移動して開けます。
マスター:トレンローは移動力3だから、扉の前で移動終了だよ(笑)
トレンロー:・・・。
移動の際は「移動力」分のマスを進むことができます。ナナメ移動も可能です。また実際の移動のほかに、扉の開閉(=2移動力)、宝箱を開ける(=2移動力)、ポーションを飲む(=1移動力)などの行動にも用いるため、重要な能力値です。もし、これが移動力5のシルエットであれば、扉を開けるところまで行動できていました。
マスター:疲労すれば開けられるけど、どうする?
トレンロー:さすがに最初から疲労したくないです(笑)
各英雄は疲労上限値に応じた疲労トークンをもっていて、疲労トークンを1個消費する毎に、移動力1点または攻撃時のパワーダイス1個に充てることができます。「構える」アクションで休息を行うか、活力ポーションで上限まで回復できますので、積極的に利用しましょう。
スティールホーン:では私が「走る」で扉まで進んで開けますね。
マスター:扉が開きました。エリア内にモンスター等を配置しますので、しばしお待ちを。
マスターは、クエストマップで示されている各エリアの扉が開けられてから、モンスターをはじめとするオブジェクトを配置します。そのため、扉を開けるまでプレイヤーは部屋の中がどうなっているのか分からないことになります。
シルエット:その後から「進む」で移動、獣人をクロスボウで攻撃します。
攻撃の判定はオリジナルのダイスを用いて行います。
(ディセント専用のダイスがこちら。)
このとき「×」の目がでたら他のダイス目に関係なく攻撃失敗となります。数字の合計が遠距離や魔法攻撃時の射程距離、ハートマークの合計が与えるダメージ、稲妻のようなマークが「波動」といって武器の追加効果を発生させたりするのに使います。また「/」で区切られているのはどちらかを選択するという意味です。
判定方法は、まず自身のマスから敵のマスまで射線が通っているかを確認します。次にダイスを振って、近接攻撃以外であれば距離が足りているかどうかを確認。それから、ダメージを合計し、波動が十分にあれば武器の追加効果を加えます。その数値から敵のアーマー値を差し引いた値が最終的なダメージとなり、敵は値分の負傷トークンを失います。
マスター:射線は通っていますので、武器カードの右下にある色のダイスに、英雄シートに記載してある攻撃特性分のパワーダイス(黒いダイス)を加えて振ってください。
シルエット:クロスボウが青1個と緑1個、遠距離攻撃特性で黒3個かな。(コロコロ)距離は十分、ダメージ6点です。
マスター:獣人はアーマー値2点、ハート2点なので一撃で死亡。(獣人のコマを取り除く)
マスター:それでは、プレイヤー全員のターンが終了したので、こちらのターンとなります。
マスターの手番は次の3つのステップからなっています。
1.脅威トークンと手札の補充
脅威トークンはマスターが手札を使用するために必要なポイントで、英雄1人につき1個得ることができます。それから、マスターカードの山から2枚引いて手札にできます。
2.モンスターの配置
このステップで「モンスター配置」カードを1枚だけ使用できます。配置する際は、どの英雄からも射線が通っていない場所でなければいけないので注意が必要です。
3.モンスターの活性化
このステップで盤上にある全てのモンスターを一度ずつ行動させることができます。モンスターは「進む」のように移動1回と攻撃1回を行えます。
マスター:まず脅威トークン3個とカードを2枚引きます。今回はモンスターの配置は行いません。そしてモンスターを活性化しますね。(順番にコマを動かす)
基本的に、モンスターの移動と攻撃の方法は英雄と同じです。攻撃の際、「波動」による追加効果がない代わりに「波動」の目2つごとに脅威トークン1個を得ることができます。
マスター:・・・こちらの行動が終わりましたので、ふたたび皆さんのターンとなります。順番に行動してください。
トレンロー:それじゃあ・・・
~つづく~
『英雄たちは、街の酒場で謎の老人からナルサクという巨人が住む洞窟の地図を受け取った。巨人を倒せば大層な富を獲得できるらしいのだが・・・』
ディセントでは、プレイヤー側とマスターが交互に手番を繰り返します。各プレイヤーの手番は次の3つのステップからなっています。
1.回復ステップ
シールド類など、カードの中には一度使用すると「消耗」するものがありますが、このステップでそれらが回復します。
2.装備ステップ
手番中にどのアイテムを使用するために装備するのかを決めます。
3.アクションステップ
「走る(移動2回分)」、「戦う(攻撃2回)」、「進む(移動1回+攻撃1回)」、「構える(命令トークン1個+移動or攻撃)」の4つのアクションから手番ごとに1つを選択します。命令トークンは、さらに照準・回避・援護・休息の4つの補助行動から選びます。
マスター:それでは皆さんのターンです。順番は自由なので、相談して行動を決めてください。最初のターンなので回復と装備ステップは省略。
トレンロー:じゃあ自分から、「進む」で扉まで移動して開けます。
マスター:トレンローは移動力3だから、扉の前で移動終了だよ(笑)
トレンロー:・・・。
移動の際は「移動力」分のマスを進むことができます。ナナメ移動も可能です。また実際の移動のほかに、扉の開閉(=2移動力)、宝箱を開ける(=2移動力)、ポーションを飲む(=1移動力)などの行動にも用いるため、重要な能力値です。もし、これが移動力5のシルエットであれば、扉を開けるところまで行動できていました。
マスター:疲労すれば開けられるけど、どうする?
トレンロー:さすがに最初から疲労したくないです(笑)
各英雄は疲労上限値に応じた疲労トークンをもっていて、疲労トークンを1個消費する毎に、移動力1点または攻撃時のパワーダイス1個に充てることができます。「構える」アクションで休息を行うか、活力ポーションで上限まで回復できますので、積極的に利用しましょう。
スティールホーン:では私が「走る」で扉まで進んで開けますね。
マスター:扉が開きました。エリア内にモンスター等を配置しますので、しばしお待ちを。
マスターは、クエストマップで示されている各エリアの扉が開けられてから、モンスターをはじめとするオブジェクトを配置します。そのため、扉を開けるまでプレイヤーは部屋の中がどうなっているのか分からないことになります。
シルエット:その後から「進む」で移動、獣人をクロスボウで攻撃します。
攻撃の判定はオリジナルのダイスを用いて行います。
(ディセント専用のダイスがこちら。)
このとき「×」の目がでたら他のダイス目に関係なく攻撃失敗となります。数字の合計が遠距離や魔法攻撃時の射程距離、ハートマークの合計が与えるダメージ、稲妻のようなマークが「波動」といって武器の追加効果を発生させたりするのに使います。また「/」で区切られているのはどちらかを選択するという意味です。
判定方法は、まず自身のマスから敵のマスまで射線が通っているかを確認します。次にダイスを振って、近接攻撃以外であれば距離が足りているかどうかを確認。それから、ダメージを合計し、波動が十分にあれば武器の追加効果を加えます。その数値から敵のアーマー値を差し引いた値が最終的なダメージとなり、敵は値分の負傷トークンを失います。
マスター:射線は通っていますので、武器カードの右下にある色のダイスに、英雄シートに記載してある攻撃特性分のパワーダイス(黒いダイス)を加えて振ってください。
シルエット:クロスボウが青1個と緑1個、遠距離攻撃特性で黒3個かな。(コロコロ)距離は十分、ダメージ6点です。
マスター:獣人はアーマー値2点、ハート2点なので一撃で死亡。(獣人のコマを取り除く)
マスター:それでは、プレイヤー全員のターンが終了したので、こちらのターンとなります。
マスターの手番は次の3つのステップからなっています。
1.脅威トークンと手札の補充
脅威トークンはマスターが手札を使用するために必要なポイントで、英雄1人につき1個得ることができます。それから、マスターカードの山から2枚引いて手札にできます。
2.モンスターの配置
このステップで「モンスター配置」カードを1枚だけ使用できます。配置する際は、どの英雄からも射線が通っていない場所でなければいけないので注意が必要です。
3.モンスターの活性化
このステップで盤上にある全てのモンスターを一度ずつ行動させることができます。モンスターは「進む」のように移動1回と攻撃1回を行えます。
マスター:まず脅威トークン3個とカードを2枚引きます。今回はモンスターの配置は行いません。そしてモンスターを活性化しますね。(順番にコマを動かす)
基本的に、モンスターの移動と攻撃の方法は英雄と同じです。攻撃の際、「波動」による追加効果がない代わりに「波動」の目2つごとに脅威トークン1個を得ることができます。
マスター:・・・こちらの行動が終わりましたので、ふたたび皆さんのターンとなります。順番に行動してください。
トレンロー:それじゃあ・・・
~つづく~
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Posted by ENISI at 11:29│Comments(0)
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